お知らせ

お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

【お見舞い】令和6年1月1日の能登半島地震に伴う災害発生について

令和6年1月1日の能登半島地震に伴う災害発生において、犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げます。また、被災されたすべての方々にもお見舞い申し上げます。まだ余震も続く中、これ以上被害が広がらないことをお祈りいたします。

当該地域では、すでに災害支援団体などが支援を開始しています。当会もこれまで被災地域での遊びの支援を続けてまいりました。当会の災害対策基金は2022年3月31日をもって廃止されておりますが、今後、被災地域の子どもたちへの遊びの支援策については、地域のニーズや協力できる団体などと連携を図り検討していきたいと考えています。

被災地域はもとより、被災地域以外でも子どもたちの中には報道にふれることで不安を覚え思わぬ反応や言動をすることがあるかもしれません。そんな子どもたちにとって、周りのだれかに寄り添ってもらうこと、話に耳を傾けてもらうこと、そして遊ぶことは「心のケア」につながります。これは大人も同じです。

今後も各地域で冒険遊び場づくりの活動を通じて、「災害時の心のケア」に目を向けていきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

下記リンク先の「危機的状況における遊び:子どものくらしに関わる人のためのガイド」は、2020年のコロナウイルスによるパンデミック時にIPA(International Play Association/子どもの遊ぶ権利のための国際協会)が発行したもので、当会の友好団体であるIPA日本支部が翻訳したものを共有します。このガイドは今回のような災害時の危機的状況下においても活用することができます。被災された地域においても、子どもに関わる多くの方々に読んでいただき、活用していただければと思います。

「危機的状況における遊び:子どものくらしに関わる人のガイド」


2024年1月9日
特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会
代表 関戸 博樹